毎週の教室、一応今週はこんなことをやろうという計画を立てていますが、生徒さんの状態や相談される内容に応じて体操の中身も変わることも多々あります。
例えば今週は
月曜:誰かに教えると記憶が定着するという話から、ほのまき体操の教え方に。お連れ合いやお母さんに教えて喜ばれている方がいて、そのコツを聞いてみた。
水曜午前:「数年前に足首を骨折し、その後何ともなかったが最近になって歩き初めなどに痛みを感じるようになった」という相談があり、その理由について皆で考えた・・・たぶん歩きすぎだろうという結論に。
水曜夜:太腿の前の部分(大腿直筋)が硬い人がいたので、バスタオルを使ってほぐした(うつ伏せになり、膝の少し上に丸めたバスタオルを置いて膝を曲げる)。この姿勢をするだけですごく痛いとか。
木曜:横隔膜と胸骨周辺をほぐして深い呼吸ができるようにした。ついでに大胸筋の解剖図(胸骨から始まっている)を見て、胸を開く体操と呼吸の関係を確認。
金曜:腕のしびれで治療を受けた人がいたのでその話を聞かせてもらう。ついでに岩月が若い頃に経験した整体や面白い体操の話など。呼吸のときに働く筋肉(横隔膜)や腹式呼吸、逆式呼吸の話も。
今週の予定は先週に続き大腰筋トレーニングのすり足と腰周りを整える体操でしたが、その他は教室ごとにバラエティーに富んでいました。
iPadを使って筋肉の説明をすると「あー、こうなってたのね」「へー、こんなところについてるんだ」といった感想が必ず出ます。そこですかさず「だから、ここをしっかりつかんで伸ばすのが大事なのよ」と。
構造を理解すると、ほぐす目的とかポイントがよくわかってより効果が出るのではないかと思っています。
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