買ったって、何を?
体操を効果的にするために時々解剖の本を持っていきます。体操で刺激する筋肉の場所や働きを説明して、どこに働きかけているかイメージしてもらうためです。
大腰筋とか腹直筋、腹横筋、胸鎖乳突筋、斜角筋、横隔膜、大腿筋膜張筋・・・・まあ、名前はなかなか覚えられませんが、ほぐそうとしているのはここですよ、と視覚に訴えて少しでも理解してもらおうとするわけです。
つい先日まではそうやっていたのですが、知人に筋肉の解剖図のアプリを見せてもらって「わお! これはすごい」と一目惚れ。筋肉を上から順番にはがしていける(指定した筋肉を見えなくできる)し、3Dでクルクル動かせるので他の骨との関係もわかりやすいし、骨を指定してそこにつながる筋肉だけを表示させることができるし、アニメーションで動きも見られるのです。
横隔膜が下がると肋骨が広がる胸部の動きを見て「あ、これはわかりやすい。これを生徒さんに見せたい」と、買ってしまいました。アプリを? はい、それとiPadも。
今週は早速それを使って、横隔膜の動きと斜角筋の場所を確認しています。よくわかると好評で「肩甲骨ってどうなってますか?」とか「骨盤もあります?」など質問も出てきます。骨盤の図は仙腸関節の靭帯がよくわかって「なるほど、こうなってるのか」と言う感じ。これで確認して、体操をする時に筋肉を意識できるといいなと思います。
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